ハーブティーとは何か?
なんとなく雰囲気で使っている言葉「ハーブ」。
日本語では「香草」「薬草」というのが近いですね。
薬効成分を持つ植物のことで、古代から薬として使われてきました。
スパイスとの違い
スパイスもハーブの仲間です。
違いというよりも区別の仕方になりますが、 料理に使われるものをスパイスといったり、
植物の花、葉、茎などを ハーブ、 種子をスパイスと分類しているものもあります。
元は同じものだと考えてよいでしょう。
スパイスは「辛い」というイメージがありますが、 辛味のあるものは実はそんなに多くはないのです。
「スパイスの効いた・・」というときのスパイスはピリっと辛いものを指すようですが。
紅茶との違い
紅茶の項でも述べていますが、ハーブがさまざまな植物のさまざまな部位を使うのに対し、
紅茶は「茶」の木の葉のみを使います。
では杜仲茶や麦茶、その他のお茶と呼ばれるものとの違いは? というと境界線があいまいになってきます。
日本茶は茶の木ですからハーブとは言いません。中国茶も同じ。
中国茶の中には茶の木でなく花のみで作ったお茶があります。
これもハーブに違いないのですが、分類としては中国茶に入るでしょう。
杜仲茶、麦茶などは広ハーブティーと言えなくもないですが、「健康茶」と言った方が合っていますね。
漢方との違い
ヨーロッパにハーブがあるなら、中国には漢方があります。
日本にも煎じ薬があり、昔から世界中で植物の抽出液を薬として使っていたわけです。
これが医学の起源なのかもしれません。
漢方もハーブも独自の体系で研究されているものですから、似ていても別物と思った方が良いでしょう。
ハーブの使い道
ハーブは非常に多くの使い道があります。
ハーブティー、料理はもちろんお風呂、アロマテラピー、化粧品、薬(当然!)、
防虫剤、ポプリ、染色、などなど。
一つの植物でも用途によって使う分量や抽出方法が違ってきます。
また、ポプリと食用では安全基準が違いますから注意してください。
ハーブティーや料理に使うときはフレッシュ(生)とドライ(乾燥させたもの)でも 風味が変わってきます。
普通はドライハーブのほうが香りが強くなります。
庭やベランダで手軽に栽培できるのもハーブのよいところです。
種や苗で買うことができ、丈夫な種類も多いです。虫がついたら手で取って、なるべく無農薬で育てましょう。
ハーブの効能はさまざまです。
血行を良くして体を温めたり、新陳代謝を活発にして 元気になったりと、体全体に働きかけるもの。
おなかの調子を整えたり咳を鎮めたり と、弱った部分に効くもの。香りで気持ちを安定させるもの。などなど。
その日の気分や体調に合わせて、ハーブティーを調合して飲むのもおもしろいですね。
ハーブを育てる
ハーブはコーヒーや茶の木と違って、少ないスペースで手軽に栽培できるものが多いので、
興味があればぜひ挑戦してみましょう。
育てやすいのはミント、レモングラス、カモミールなどです。
土はハーブ用のものが売っていますが、特殊なものは必要ないでしょう。
自家製ハーブの良いところは無農薬で栽培できることです。
虫がついたらまめに取り除きましょう。
収穫したら、生ですぐに使うもの以外は乾燥させて保存しましょう。
ハーブは生より乾燥させたほうが香りが強くなります。
電子レンジを使うと早くきれいに乾燥できます。
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